ただ働きをさせられた上に一方的に不採用にされる

 二週間ほど前に京都の十条にある特別養護老人ホームの面接を受けてみないかと施設長から誘いのメールがあったので面接を受けた。
 その時に現場のリーダーとも会ってその場で合格した。次に3日後に試しに無給で二日間だけフルタイムで仕事をしてみないかと言われたので入った。二日とも徘徊老人に戸惑いながらも何とかうまくやれた。
 それから一週間しても音沙汰がないのでこちから問い合わせたところ、リーダー二人が「年寄りとコミュニケーションが取れない」「向いてない」と一方的に告げられ、不採用となった。 
 採用を前提に行ったのにただ働きさせられた上に放り出されてしまった。利用者さんや他の職員からは「また来て欲しい」と言われたので「また、来ます」と言ってしまった。
 要するに年寄り受けがよかったのでリーダーの二人が気に入らんかったらしい。腹黒いというか陰険そのもの。
 施設長も30そこそこなんで現場には頭が上がらないらしい。
理不尽なもんである。現場は人が全く足りていない。
 次々と人が辞めていく。
 しかも、ここは賞与が何か月分とかじゃなくて社員同士で仕事振りを評価しあう、A〜Dの評価制度というのを儲けている。
 これも変わっている。社員同士だとお互いの好き嫌いで判断してしまうので良い制度とはいえない。それを評価するのは年寄りだと思うのだが・・・。
 ここのリーダーは「年寄りとは暇なもんや」と言っていたけどじゃあ、暇なら退屈しないように色々と考えればいいものを何もしない。
 ただ、朝から夜まで椅子に座っているだけ。あれでは頭がぼけるのも当たり前。
 行かなくてよかったのかもしれないな。
まあ、精々、自分達の気に入った人を雇ってください。