NHKスペシャルを見て

 ついさっきまでNHKが35歳の男女についての特集番組を組んでいたのでみた。感想は違和感を感じざるえないというか偏っているように感じた。今の35歳の男女は親の世代と違って正規で働いていたとしても給与も上がらず、家族も持てず、子供も持てずにトリプルHならぬトリプルKで悲惨そのものといっていたような放送をしていた。
 旦那の給与が低いので女性もパートに出ざる得ないとか何とかやっていた。確かにそうだと思うけどこの世代を朝日新聞もかつて「ロストジェネレーション」とかいうニックネームをつけていた。そういう風に人括りにしたり、悲劇のヒロイン扱いのように扱うのを止めて欲しい。
 この年代は子供の時から何不自由なしに生きてきて子供の時は塾に行かせもらえて高校、大学に進学させてもらい、結構な身分やったはず。
 今は確かに100年に一度の経済危機とかやらで苦難の時代に直面しているけどかつてこの世代は「フリーターがいい」とか何とか言っていたし、小泉構造改革を支持しまくった世代でもある。
 わしから言わせれば団塊ジュニアはわがままな上に自己中で無責任なことこの上ない。
 今になって「正社員がいい」とかあまりにも勝手過ぎる。
たまには痛い目に合った方がよいと思うし、同情するのもどうかと思う。
 しかも選挙にも行かずにろくに年金も払わない人が何と多いことか。
要するになんでこうなったかといえばこの世代が今まで散々、好き放題やってきたつけがまわってきたから罰が当たったんだと思う。

 日本がアメリカと戦争していた時代がよかったのだろうか?戦後がいいのか?明治、大正時代がよかったのだろうか?
 丁稚奉公に行っていたような時代が素晴らしいと言えるのだろうか?
安土、桃山時代は?江戸時代は?年貢を納めなければ牢屋に入れられるし、下手したら手打ちもある。女性の仕事といえば遊郭しかない。
 病気になったら死ぬしかないし、医療保険介護保険もない。
 そんな時代がよかったといえるだろうか?
 
 いつの時代も良い時ばかりでもないし、悪い時代ばかりでもないと思う。