痛い目に合うのは国民

 日本は100年に一度の経済危機とか何とかでマスコミは騒いでいる。でも、100年に一度の経済危機というのはちょっと大袈裟な気がしないでもない。
 雇用危機というのはわかるけど。それにしても大学を出てから10年と少しが経過するが今ほど悪い雇用情勢というのは今回が初めて。自分が大学を出たときも就職氷河期とかで大量の就職難民が出たが今はもっと悪い。大量のニート非正規労働者も生まれ、一家心中や殺人も増えた。
 ネットカフェ難民というものまで大量に生産された。
 3月中あるいは4月までの雇い止めというニュースを聞いても今や驚かなくなってしまった。学費を滞納し、卒業出来ないとかで学校を退学せざる得ない家庭も出てきてしまった。生活が苦しく、子供がバイトをしないといけない世帯も数多く存在する。学校で使うユニフォームを買うことが出来ない学生もいるようだ。
 道端を歩いていると無料求人誌を手にしている人をよく見かける。あの求人誌も即、なくなるみたいや。
 といっても今の時代、応募が殺到してしまうので仕事の奪い合い。
母子家庭の若い母親がデリヘルの面接に行くことも当たり前になっている。
 結局、いつも痛みや苦しみを押し付けられるのは国民で
世襲ばかりの政治家や大企業の経営者達は何食わぬ顔してのほほんと生きている。世の中ってつくづく殺生なもんやと思う。