学生の内定取り消し

 今、大学生の就職内定取り消しが問題になっている。今後、このようなことがあった場合は取り消した企業の名前を公表するらしい。それくらいやっても当然だろう。僕が学生だった頃も氷河期でとにかく厳しかった。しかも、大学に通いながらなので卒論は書かないといけないし、就活はしないといけない、企業に振り回されっぱなしだったのを覚えている。
 最近の学生達の間では「新卒逃したら人生終わり」と言われているそうだが、確かにそう思う。日本の企業はやたらと新卒にこだわるし、一回、卒業してしまうともうアウト。おかしなシステムだ。それで大学を卒業して仕方無しにハローワークジョブカフェに行っても新卒者が思っているような大企業とかはなく、中小零細をメインにしか取り扱っていないのでがっかりする。しかも、ハローワークジョブカフェに行ったところで就職を保障してくれるわけでもないし、事務的にしかやってくれない人もいる。特にジョブカフェを見ていると仕事を探している様子もなく、ただ遊びに来ているだけにしか見えない若者の何と多いことか。
 
 何だか話しが脱線してしまっているが今一度、雇用のシステムを見直してもいいのではないだろうか?