クローズアップ現代を見て

 今日、NHKの「クローズアップ現代」という番組の中で学費を払えず、高校を中退せざるえない高校生達が増えているというニュースを取り上げていた。要するに親が経営していた工場が不況で工場を閉めざるえなくなったり、母子家庭で貧困が増えているというのだ。
 要するに終身雇用が崩れ、親の収入が少なかったり、不安定になっているのが原因らしい。つくづく、福祉が整っていないというか社会保障をきちっと整備していないこの国は一体、どうなっているんだろうか?
 まさしく弱肉強食。10代の若者が求人誌を手にとって電話をかけまくっているのはなんとも痛々しい。仕事をしないといけないような年齢でもないやろうに。家計を助けるために子供がコンビニや居酒屋でバイトをしている家庭が無茶苦茶増えているということも耳にする。
 どうしてこんな国になったんだろうか?
いつだったかテレビで高校生と橋下知事が退学を余儀なくされる高校生達と討論しているのを見たことがあるが橋下は高校生相手に「自己責任」「この国が嫌なら出て行けばいい」ととてもじゃないけどいい歳こいた大人の発言とは思えないし、呆れるとしかいいようがない。というかまともな人間が言うこととは思えないし、狂っているとしか言いようがない。こいつは人間じゃないな。鬼やな。